
当科では、組織の異常、変形や欠損などの「疾患」を治療対象とする「再建」を主な治療対象としており、生まれつき又はけがやがん等で変形したり失われた体の表面や骨の異常を、機能の回復のみならず形も正常に近い状態に再建し、QOL の向上に貢献出来るように努めております。
まずはお気軽にご相談下さい。
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変形・醜形ができる原因は主として、外傷(けが)、腫瘍、先天異常(生まれつき)の3 つです。
当科で扱っている主な疾患のみを以下に記しましたが、患者様の中には『こんな治療が出来るなんて知らなかった』とおっしゃられる患者様が多数おられます。
新鮮外傷・新鮮熱傷・凍傷 | 熱傷に関しては小範囲熱傷(10%が目安になります) ※全身管理の問題から制限しております。 |
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顔面骨骨折及び顔面軟部組織損傷 | ※脳外科を要する場合は脳外科を優先 鼻骨骨折・眼窩壁骨折・頬骨骨折・上下顎骨骨折 |
手、足の先天異常、外傷 | 合指症・多指症・その他の四肢異常 手指外傷、変形 |
その他の先天異常 | 先天性眼瞼下垂症・副耳・耳垂裂・耳(前)瘻孔・副乳・陥没乳頭・臍変形(でべそ)等 |
母斑、血管腫、良性腫瘍(できもの) | 母斑、色素性母斑(ほくろ等) ※レ-ザ-治療適応の症例は紹介させて頂く場合があります。 脂漏性角化症・血管腫・動静脈奇形・リンパ管腫・脂肪腫・粉瘤・類皮嚢腫 ・石灰化上皮腫・異物肉芽腫・ガングリオン・悪性腫瘍及びそれに関連する再建 |
悪性腫瘍及びそれに関連する再建 | 皮膚のがん・肉腫・癌前駆症 |
瘢痕、瘢痕拘縮、肥厚性瘢痕、ケロイド | 瘢痕及びこれに伴う機能障害・肥厚性瘢痕・ケロイド ※ケロイドは術後電子線治療が必要な場合、紹介させて頂く場合があります。 |
褥瘡、難治性潰瘍 | 褥瘡・難治性潰瘍・糖尿病性壊疽 |
その他 | 眼瞼下垂症(上まぶたが下がってしまい視界が遮られる状態) 睫毛内反(逆まつげ)・眼瞼外反症 巻き爪・陥入爪(爪の角が刺さってしまい痛みや腫れが出る状態) ・腋臭症(わきが)・毛巣洞 |
※他科と診察範囲が重なっている部分があります。そのため、他の診療科が同じ疾患に対して治療を行っている場合が
あります。
※当院では「美容」「美容外科」は取り扱っておりません。
※外傷など、緊急対応を要する疾患の場合、時間帯によっては対応できない場合があります。あらかじめご了承下さい。
詳しくは、形成外科外来までお気軽にお問い合わせ下さい。
(常勤)
高羅 愛弓
[医長]
日本形成外科学会 形成外科専門医
形成外科領域指導医
乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師資格
ボトックス施注資格(眼瞼痙攣)
形成外科領域指導医
乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師資格
ボトックス施注資格(眼瞼痙攣)
〈非常勤医師〉
楠本 健二
日本形成外科学会 形成外科専門医・指導医
日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科指導専門医
日本形成外科学会 小児形成外科指導専門医
日本頭蓋顎顔面外科学会専門医
日本口蓋裂学会認定師(形成外科領域)
日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科指導専門医
日本形成外科学会 小児形成外科指導専門医
日本頭蓋顎顔面外科学会専門医
日本口蓋裂学会認定師(形成外科領域)